歯の変色の原因と対策①
患者さんからの歯の変色のご質問が最近増えています。
原因と対応についてお答えします。
何回かに分けて書こうと思います。
歯は、毎日食事をしますので食べ物の色が着いてしまうのは当然です。
わかりやすく言うとお茶碗です。
湯のみの底に茶渋がついています。
これがわかりやすい例だと思います。
お茶以外にも色が着いている食べ物は、歯の変色の原因となります。
対策としては、色が着いたものを食べないことです。
でも食べないわけにはいきませんので、着いた色素の除去となります。
通常は、普通に売られている歯磨き剤で普通に磨けば取れます。
タバコのヤニ取り用歯磨き剤は、研磨剤の量が多すぎるのでお勧めできません。
タバコや紅茶などで取りにくい色素が着いている場合は、家庭では無理です。
家庭で下手にやると歯の表面は、良くみると凸凹が多いので、凹部に沈着した色素を乱暴に取ろうとすると凸部の歯が減ります。
私は毎日風邪予防に紅茶を飲んでいますが、これは歯が黄色くなるので困っています。
歯科医院にて専用の道具で除去することがお勧めです。
平成21年9月18日(金曜日)