いわゆる「顎関節症」というのは顎関節がガクガクと音がしたり、ハンバーガーを食べるとき、口を開けるときに痛くなったりする症状のことです。
歯科の専門雑誌でも「顎関節症」の治療法のセミナーがたくさんあり、専門家の歯科医師でもどこが正しいのか選択に迷ってしまいます。

ネットで「顎関節症」を検索してみてください。

それも保険から自費の療法まで様々あります。
これだけ色々な方法や情報が多いということは、治療は簡単ではなさそうです。

顎関節症の治療法は、まだ確立されていません。 
我々歯科医でも顎関節症に対しての治療法は10人10色で異なります。

どの学派(師匠)で学んだかによって、やり方が違います。

つまり歯科いしの間でも、未解決な問題が山ほどあるのですね。

以前、名古屋の歯科医師に120万円を支払い、結局治らないで放置された患者さんが来院されました。

心理テストの結果、40年前に奥様が東京のお屋敷街から児玉の農家にお嫁に行ったことからすべてが始まっていることがわかりました。

歯科心身症(精神科の範疇)です。
このように、原因がわかると治ります。

でも原因が不明だといくら治療をしても無駄です。

我々歯科医が、顎関節症に対して原因がわからず、ワンパターンな説明や治療をしているので、さらに悪化させていることもすくなくありません。

顎関節症は保険治療が可能です。
しかし保険の顎関節症治療はマウスピースみたいなものを入れたり、咬み合わせを削って調整したりする程度です。
いまいち、なかなか治りません。
それなら保険治療がダメなら自費治療で他の方法ならどうでしょうか?

この自費治療こそ注意しなくてはいけないのです。
原因を考えようとしないで、咬合を高くしたりすることは危険です。

顎がガクガクするのは顎そのものに問題はありません。

顎関節症」は若い男女が中心の病気です。

しっかりと正しい基礎知識を身につけたいものです。

とにかく「顎関節症」の治療には顎関節症の原因を見つけることが先決です。

平成21年5月1日(金曜日)