事故などで抜けた歯を戻すための注意点②
こんにちは、院長の飯嶋倖央です。
2Fが住まいですが1Fの診察室と違い、夜の1時くらいまで全室サウナ風呂状態で暑いです。
クーラーは16度でも効果がなく、まるで部屋でてんぷらを揚げている位暑くてどうしようもないです。
新しいクーラーにしたらグッドかもしれないと耐えている毎日です。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
では講義の続きです。
◆抜けた歯を守るカギは『歯根膜(しこんまく)』
事故や怪我などで抜けた歯を
元に戻せるかどうかは、
「歯根膜を守れるかどうか」で
大きく左右されます。
そもそも歯根膜とは、歯の根っこを覆う
0.3mmほどのとても薄い膜のことです。
歯を支える『歯槽骨(しそうこつ)』と、
歯の根を結びつけているほか、
食べものを噛んだり、
歯に強い力が加わったりしたときに
その衝撃を吸収する
クッションの役割も果たしています。
もし、事故や怪我などで
不意に歯が抜けたとしても、
この『歯根膜』が無事なら、
元の位置に戻せる可能性が高くなります。
しかし、
歯根膜は非常にデリケートなため、
扱い方を間違えると
あっという間に失われてしまうのです。
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令和5年8月14日(月曜日)