糖尿病と歯周病の関係

糖尿病になれば、血液が高血糖になるため毛細血管がもろくなり、感染を受けやすくなります。
そして高血糖のために唾液の分泌量が減り、口の中が乾き、口の中の自浄作用が落ちます。

白血球の機能も低下することにより歯周病菌が増殖します。

だから、糖尿病は歯周病になりやすいのです。

一方、歯周病になると、炎症性物質であるTNFαが多量に作られる。
このTNFαが、インスリンの働きを抑制するため、血糖コントロールが悪化して、高血糖状態になりやすい。

それゆえに、糖尿病になるのである。

しかしブラッシングなどにより、改善することでインスリンの働きが正常に戻り、血糖コントロールが改善されると言われています。

歯周病と糖尿病は裏表、ニワトリと卵の関係とも似ています。歯周病などの口の中だけの疾患であっても、全身に影響を及ぼすことは以前より知られており、口腔ケアは全身の健康と密接な関係があります。口の中を清潔に健康に保つことは、虫歯や歯周病だけでなく、様々な病気の原因を取り除くことに有効なわけです。

歯の治療・予防、キレイな歯並び、良く咬めるための治療は健康長寿の観点からも必要なのです。

 

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平成23年11月14日(月曜日)

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