月別アーカイブ: 2010年8月
青山健一先生の矯正アドバンスコースを終えて
この度、青山健一先生の主催する本格矯正コースが終了しました。
他の矯正歯科セミナーと違うところは「歯を抜かないで治すテクニック」です。
中心はMEAWです。私自身MEAWは本を買って勉強したり、MEAWをやっている先生に聞いたりしても全然ちんぷんかんぷんでした。
さらに3回コースなので、3回くらいで本当に習得できるか心配していました。
実際に受講して通常のMEAWの佐藤貞雄先生や白数先生と違い厄介なセファロ分析や咬合分析さらに高価な咬合器を必要しません。
MEAWというより青山式MEAWテクニックです。複雑なワイヤーベンディングも簡単でした。
講義も繰り返し重要なことを教えていただき、3回目にはMEAWの本が読破できるくらいに実力がついてきたのには驚いています。
MEAWは本だけ買っても理解できません。どうしてもわかりやすく教えてくれる先生(師匠)が必要です。
実習もマンツーマンで教えていただき感謝しています。
3名と少人数なので、とても効果的でアットホームな雰囲気で勉強できました。
なんといっても憧れの青山健一先生の診療所で勉強できたことが幸せでした。
お昼は毎回近くの有名な周富徳さんの経営するレストランでした。もちろん青山健一先生のおごりです。青山先生は太っ腹です。
機会があれば妻を連れて行ってあげたいと思います。
また、矯正歯科以外にも、ホームページやその他の集客ノウハウも教えていただき大収穫でした。
青山健一先生の著書「抜かずに治す歯並び」という本は矯正医ならだれでも、気にしている本だと思います。しかし、青山健一先生と交流がないので残念ながら教えていただけないのが現実です。
今回光栄にも秘伝の技を惜しみなく教えていただきました。私の矯正歯科の知識と技術が大きく増えました。
私も一部の人しかやっていない、非抜歯矯正の仲間入りができました。ついに私も「非抜歯矯正」の免許皆伝です。
青山健一先生には心から感謝申し上げます。
平成22年8月27日(金曜日)
メタボ歯科医師の夏の戦い
私のダイエット法について問い合わせがありました。
私はスポーツクラブに行く時間がありません。
運動以外にもしたい仕事があるので、仕事の後にスポーツクラブに出かけられません。出かけると、それ以外の仕事はストップという状態になります。
その代りに自宅でランニングマシーンをするということにしました。
自宅にいながらも運動を気軽にできるものはないかと探した結果、このウォーキングマシーンを”ニッセン”の中に見つけることができました。
部屋のスペースをだいぶ必要とするランニングマシーンを購入することについて家族の反対に遭いました。
毎日40分ですが健康維持という面では、これからの私の生活には意外と合うのでは?と思えるようになりました。
以前は食べたいだけ食べ、運動もやりたいときだけ行うというスタイルを続けてきました。
一つ分かったことがあります。
食べるのは一瞬ですが、その摂取カロリーを消費するのは簡単ではないということです。
となると、食事療法でカロリーを制限し、食事療法も大切ですね。
メタボ歯科医師の自分自身との戦いはまだまだ続きます。
6月から3ヶ月やっています。
毎月2キロですでに6キロのダイエットに成功しています。
12月末までに10キロを目標にしていますが、達成しそうです。
平成22年8月20日(金曜日)
日本人の8割が危険!睡眠時無呼吸症
最近の研究では、睡眠時無呼吸症が、糖尿病や高血圧、
脳卒中や心臓病などの重い病気まで引き起こすことが明らかになってきたそうです。
睡眠時無呼吸症は、舌の根元がのどに落ち込んで気道をふさぐために起こります。太った人がかかると思われがちでした。
日本人を対象にした調査では、43%の方が肥満ではなかったそうです。
では、なぜ睡眠時無呼吸症になるのかというと、顎が小さいからだそうです
顎に対して舌が大きくてふさぎやすくなるのです。
欧米の人に比べ日本人はあごが小さい人が多く、8割が「小さいあご」に当てはまるそうです。
歯並びが悪い人も、小さい顎の可能性があります。
歯並びと顎の状態によりますが、歯列矯正治療で顎を広げたり、舌側に傾いたり飛び出した歯をきれいに整えることで、舌の器を大きくして、睡眠時無呼吸症になりにくくする効果が期待できます。
これからは可能な限り非抜歯で舌の部屋をひろげる矯正治療を行い舌の訓練も指導も大切です。
歯列矯正が、虫歯・歯周病予防だけでなく、糖尿病や高血圧、脳卒中や心臓病などの重い病気の予防にもつながるということになるのですね。
平成22年8月6日(金曜日)