開院以来14年にわたり年末年始を含め年中無休で地域歯科救急医療体制の発展・向上に貢献してまいりました。
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月別アーカイブ: 2009年5月

小児歯科の取り扱い方

3歳以下の子供の歯科治療は大人と違って大変です。

泣く子供に何を言っても無駄です。

日ごろ戸惑うことは、虫歯の治療をいつからスタートするかです。
そこで参考になるのが

  1. 子供の年齢(治療は3歳から通常可能)
  2. 子供の協力度
  3. 保護者の希望
  4. 虫歯の進行の大きさと痛みの有無
  5. 今後定期的に来院可能か

などを考えて保護者の方と相談しながら決めていきます。
通常は3歳から治療は可能です。

しかし、個人差が大きいです。

私は障害者の小児歯科専門医に勤務していたので

当時は泣く子供を押さえつける抑制具を使っていました。

しかし、これを経験した子供たちは一生歯医者に対して恐がります。

子供はこの時の恐怖体験を一生忘れません。

つまり、一生、歯医者嫌いになる原因がここにあります。

例外として、非協力的で歯が痛いときだけは、仕方なく押さえつけます。
できればそんな小さなお子さんには無理をさせたくないです。
子供の治療は3歳くらいからが一番いいです。

そこで保護者の方にお願いです。

萌えたばかりの子供の歯を虫歯にしないよう注意してもらいたいと思います。

必ず定期健診で歯医者さんと仲良くなってください。

3歳以下はフッ素の予防が一番効果的です。

フッ素を定期的に歯医者さんで塗布してください。

やってる子供とやっていない子供では効果はとても違います。

平成21年5月29日(金曜日)

唾液の大切さ!

歯科大学では唾液の有効成分を健康に生かすための研究が盛んです。
唾液は天然の「くすり」と言われています。

唾液は1日に1~1.5リットル唾液腺より分泌されます。
唾液には数多くの有効成分が含まれています。

重要な働きとして、主に殺菌作用、消化作用などがあります。
傷を舐めるなどという行為は唾液の殺菌作用です。
カルシウムは歯の再石灰化に効果があります。

カルシウムはフッ素とともに虫歯から歯を守ってくれます。
唾液は歯垢、歯石などが付いているとせっかくの有効成分が効きません。
歯の汚れを取り除いた、キレイな唾液こそ虫歯や歯周病の予防になります。

口の中を清潔にし、元気な唾液を出すようにしましょう。
よく歯を磨かないのに虫歯にならない人がいます。

その理由は唾液の成分の影響です。

よく噛む事が重要です。

噛むほど唾液が多くなります。

唾液は食べ物の毒性を抑える効果もあります。
現代食品はいろいろな添加物が入っています。

よく噛んで唾液の作用で無害にしてから食べましょう。
良く噛めるには、歯を大事にすることが基本です。

やはり健康予防に歯の定期検診は重要ですね。

平成21年5月22日(金曜日)

顎関節症について 2

大抵の顎関節症の症状は、口を開けると「ガクッ」と音(クリック音)がすることです。痛い場合もあまり痛くない場合もあります。顎関節のところで、関節円板がずれる為に音がするのです。

治療法ですが

大抵の治療は、結局はマウスピース(スプリント)というものを製作します。
原因ですが、顎関節そのものに異常がある場合は非常に少ないのです。

心の病気が原因以外の顎関節症の原因は、ストレスなのです。

肩こりなどと同じです。

顎関節の周辺の筋肉は複雑に絡み合っています。 緊張が続いたり、口の中の何かがおかしかったりすると、食い縛っている場合が多いのです。筋肉のバランスが悪くなっているので、顎関節に痛みや異常、クリック音が出現するのです。

飯嶋式顎関節マッサージ法

先ずは痛い筋肉のところを、毎日軽いマッサージなどをすれば、ほとんどの場合改善されます。

これは筋肉をあまり使わなくなり、精神的なストレスによる緊張が食い縛りとか歯軋りを引き起こし、顎関節を痛めているからです。

顎関節症に対する治療方法として、先ずは緊張を解き、マッサージが基本です。

お金もかかりません。

歯並びの悪い人は矯正すれば改善されることもあります。

しかし、顎関節症の治療のために矯正するのもよくありません。

大掛かりな処置や、後戻りできない治療、高価な費用などは慎重にするべきだと思います。

アメリカでは顎関節症の患者は神経内科への紹介がファーストチョイスです。

ストレス解消こそ治る近道なのです。


平成21年5月15日(金曜日)

顎関節症について 1

いわゆる「顎関節症」というのは顎関節がガクガクと音がしたり、ハンバーガーを食べるとき、口を開けるときに痛くなったりする症状のことです。
歯科の専門雑誌でも「顎関節症」の治療法のセミナーがたくさんあり、専門家の歯科医師でもどこが正しいのか選択に迷ってしまいます。

ネットで「顎関節症」を検索してみてください。

それも保険から自費の療法まで様々あります。
これだけ色々な方法や情報が多いということは、治療は簡単ではなさそうです。

顎関節症の治療法は、まだ確立されていません。 
我々歯科医でも顎関節症に対しての治療法は10人10色で異なります。

どの学派(師匠)で学んだかによって、やり方が違います。

つまり歯科いしの間でも、未解決な問題が山ほどあるのですね。

以前、名古屋の歯科医師に120万円を支払い、結局治らないで放置された患者さんが来院されました。

心理テストの結果、40年前に奥様が東京のお屋敷街から児玉の農家にお嫁に行ったことからすべてが始まっていることがわかりました。

歯科心身症(精神科の範疇)です。
このように、原因がわかると治ります。

でも原因が不明だといくら治療をしても無駄です。

我々歯科医が、顎関節症に対して原因がわからず、ワンパターンな説明や治療をしているので、さらに悪化させていることもすくなくありません。

顎関節症は保険治療が可能です。
しかし保険の顎関節症治療はマウスピースみたいなものを入れたり、咬み合わせを削って調整したりする程度です。
いまいち、なかなか治りません。
それなら保険治療がダメなら自費治療で他の方法ならどうでしょうか?

この自費治療こそ注意しなくてはいけないのです。
原因を考えようとしないで、咬合を高くしたりすることは危険です。

顎がガクガクするのは顎そのものに問題はありません。

顎関節症」は若い男女が中心の病気です。

しっかりと正しい基礎知識を身につけたいものです。

とにかく「顎関節症」の治療には顎関節症の原因を見つけることが先決です。

平成21年5月1日(金曜日)

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